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1歳からできる食育

  • atscook
  • 2017年6月16日
  • 読了時間: 3分

見ること、触ること、においを嗅ぐこと。

1歳の台所遊びはとってもエキサイティング!!

小さなことでもこどもはとっても喜び、夢中になります。台所で学んだことは、絵本の中、ままごと遊び、魚屋さん、八百屋さん、外の遊びにもどんどんつながっていくから本当に感心しきりです。

物の名前を覚えるだけではなく、物の名前と目的や使いかたも知れば、それらが数珠つなぎにつながって生活の知恵もどんどんついていくでしょう。

できるだけ台所に入れてあげる時間を作ってあげることをオススメします。

≪炊飯の準備を一緒にやる≫

米びつからお釜にお米を「ザザザザー」と流し入れる音。

お米のじゃらじゃらした触感。

お米をとぐ時の「ジャッ、ジャッ、ジャッ」という音。

お米が水に浸っている様子。

うちの息子(1歳5か月)はこのところお米に夢中。声をかけずに準備を始めようものなら、米びつからお米を出す音で台所にダッシュして駆け込んできます。

床にお米の入ったお釜を置いておくと、ひとりでお米をじゃらじゃらと触ります。私が水道の前に立つと、両手でお釜をかかえるような仕草で「ん」と言って(まだ喋れない)渡してくれます。頼もしいアシスタント!

お米を洗って、とぐ時は床に一度置いて「ジャッ、ジャッ、ジャッ」とやってみせる。新しい水に変えてまた見せる。「ほぉ」とか何とか言って見ています。

「ザザザザー」「ジャッ、ジャッ、ジャッ」、もしかしたら初めて聞いた音かもしれない。そう思うと私まで興奮してしまいます。

お米を使って五感を刺激!おススメです。

≪柑橘をむく≫

ある時、おやつの準備をしようにもワンワン泣いて困っていました。「甘夏をむきたいのに…」

ふと思い立って、床に皿を置いてこどもの目の前で甘夏をむくことに。

ピタリと泣き止む息子!やっぱり一緒に作業するのが大好きみたいです。

最初はジッと見ていてもしばらくすると指でツンツンしてくるので「全部むいたら食べようね」と声をかけて。

驚いたことに、息子が途中でむき殻になった薄皮をつまんで、ひとりでゴミ箱に捨てに行ったことがありました。いつもはゴミ箱の蓋を自分で外してポイ!と投げ捨て怒られている息子ですが、この時は笑いながらほめてあげました。

≪煮干し出汁の準備≫

煮干しの匂い、触感。

触っても大丈夫な食品は、どんどん触らせてあげましょう。

初めのころは触ることもできなかった息子ですが、自分で持てるようになると、煮干しをクンクンしては半笑いで「クサい~」って顔して私に煮干しを渡してきます。

≪メロンの種をとる≫

スプーンで「ぐるん!」て取る作業、なんだかスッキリ!ってなるあの感覚。見せてあげましょう。

おまけに、穴に残った汁をスプーンで味見させてあげるととっても喜びます。

≪豆をさやから出す≫

これ、息子はすごく笑うんです。

そら豆、グリンピース、枝豆。さやから豆が出てくる瞬間に「しゅぽ!」とか「しゅるり!」とか効果音つけてやるとケタケタ笑います。こっちも楽しくなっちゃう。エンドレスにやっちゃう。

台所仕事には、見せてあげられる作業はすごーくたくさんあります。包丁やハサミ、危ないものはぜんぶ台の上。こどもに何かを見せる時は床の上。こどもが触っても大丈夫な状態に整えて見せてあげてください。床には新聞紙を広げたりマットを置いたりしてどうぞ気兼ねなく。

おとなは、こどもに、新しい環境を作ってあげることができます。

そしてこどもは、新しい物が好きです。

おうちでの食育は、おとなが先導するのではなくて、こどもの興味がその先のどこかにつながっていくことに期待します。

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